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2009.08.21

終の住処

Ca391144

文芸春秋に掲載されていた「終の住処」を読んだ。主人公は名前のない「彼」。なぜか、みょうに女に持てる30代のサラリーマン。「彼を容赦なく動揺させた」とか「犬の影が金色の芝生に長く伸びた」たとか、表現が嫌みなくらい文学的。突然彼の前に現れる見知らぬ女。11年間ひとことも会話を交わさなかったのに突然、妻に家を建てると宣言する彼。ストーリーに必然性が感じられない。賞を意識し過ぎではないだろうか。作者が表現したかったことは「時間」だそうだ。ストーリーが飛ぶ理由がわかったが、この短い小説のなかでそれをテーマにするのは、少し無理があると思う。

今日は、2009年8月21日金曜日です。 今日まで 2885 日間、禁煙継続中!

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