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2009.07.03

デザインの輪郭

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深澤直人さんの「デザインの輪郭」を読んだ。書店で見た表紙の帯のコピー「デザインはすべての生き方に通じる。」に惹かれて読んだが、難解な内容だった。人間の生きる姿勢のようなものを示す「張り」とはどんなものか。作者によれば、張り合いと言う言葉があるように生きるための目的あるいは「生きがい」が人間に加わる力でそれを押し返しす力に寄ってバランス化されている状態が「張り」 だ。「張り」は、そのしなやかな、生き生きとしたものの美的表現の言葉。しかし、「張り」は観客的に感じるものであって、意図的に作り出せるものではない。
デザインって俳句と似ているところがある。ばっと思いつく。 当たり前のこと、あるとき、特別のもののように見える瞬間がある。人間にはふつうのところから抜け出したいという願望ともとに戻りたいと言う願望両方がある。いつも何気なく思ったり、感じていることが明快な言葉であちこちに出てくる。この本は単なるデザインの本ではない。デザインと言うプロセスを通してふつうの感覚の大切さ、シンプルなことの大切さ、あたりまえの価値など色々なことを教えてくれる。デザイナーの人がここまで考えて仕事をしているとは思わなかった。読んで良かった。

今日は、2009年7月3日金曜日です。 今日まで 2836 日間、禁煙継続中!

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